性の交わりについて

恐れながら、この歳になって、という年齢で女性とちゃんと付き合い、初性交をして、問題が生じた。

 

あまり詳しくは書けないが、あまり期間が経ってないにもかかわらず、何にしても最終的に、性交が面倒に感じてしまった。

最初は食わず嫌いはダメだと思いある程度努力はしたつもりだった。

 

事実そこまで自分に性欲がないわけではないが、いかんせんどうやら刺激が強すぎる想像体験を長いことしすぎてしまったようである。

そしてある経験から、想像体験ですら上手くいかなくなってしまった、というのが事実である。

 

性交をするに当たっては、考えることをやめることが必要なんだろうが、それがいろんな理由があり出来ない。結果上手くいかないことが多い。

 

昔から性交は気持ちが良いと聞いてはいたが、いっときの興奮の為に自分の人生を使うのは、割に合わない、と思っていた。

そして実際やってみた結果、十分に気持ちが良いもの、ではなかった。

本当に十分に気持ちが良いものにするならば、自分の相手への優しさをすべてかなぐり捨てることになる。結果相手が傷つくのはごめんだ。

 

付き合うにあたって自分を縛り付ける、しなければならない、そんなものになっていた。

 

相手が幸せであることが自分の幸せなら、そんな選択は出来ない。

 

人は性交が気持ちが良いというが、

自分は違うのだ、と感じた。

必要な時が来ても、上手くは出来ないだろう。そもそも遺伝性のある病気を抱えて、それが実際に遺伝してしまったら、子供にその責任はどう取ればいいのだろう。

自分のように、また親をそういう、恨むのは無意味だかどうしようもない、そんな気持ちにさせるのだろうか。

 

そもそも自分がまだ子供なのだが。

自分のことだけで精一杯の子供なのだが。